不動産
相続登記が長期間放置されていた場合に、時効取得を主張して、登記を移転した事例
ご相談者様が、ご自身の土地上の建物を建て替えようとしていたところ、建築業者から土地の一部の名義が他人名義になっており、このままでは建て替えができないと言われました。
ご相談者様が調べると、土地の一部につき相続登記が長期間されておらず、江戸時代の方の登記名義のままになっていました。
ご相談者様は司法書士に相談しましたが、このままでは相続登記ができないと言われ、当事務所に相談されました。
当事務所では、登記名義人の相続人全員に連絡を取り、登記書類を取り寄せすることも検討しましたが、本件の場合、相続人が多数の上、戸籍謄本だけでは、相続人の範囲が確定することが困難な事例でした。
そのため、土地を時効取得したとの訴えを提起し、判決を取得し、無事、土地の一部について、登記を移転することができました。
解決事例カテゴリー
離婚相続不動産債務整理企業法務